駐車場経営のノウハウ

駐車場経営に初期費用はいくらかかるの?

初期費用はいくらかかるの?

駐車場経営ナビゲーター
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土地なしで駐一括借り上げの場合は運営管理会社が初期費用や運営コストを負担しますが、自主運営の場合には初期費用を自分で負担する必要があります。

一括借り上げの場合は運営管理会社が初期費用や運営コストを負担しますが、自主運営の場合には初期費用を自分で負担する必要があります。

月極駐車場の場合は、敷地へのアスファルト敷設、区画線、車止めブロックの設置が初期費用ですが、コインパーキングの場合はアスファルトの敷設に加え精算機や看板などの設置に関するコストがが初期費用としてかかります。

これが立体駐車場や多段式の駐車場になると、1台あたりのコストはさらに大きくなり、初期費用には1000万円単位の金額が必要です。

また、用地を借りて運営を行う場合には、敷金や仲介手数料が発生したり、車上荒らし、乗り逃げ対策や料金精算機荒しなどの対策として、防犯カメラ等の防犯設置が必要な場合があります。

たとえば、5台駐車可能なコインパーキングを開業するのに必要な初期費用は、おおよそ250〜300万円程度です。

具体的な内訳例は以下の通りです。

コインパーキングに必要な設備例

コインパーキングを例を挙げると、以下の設備が主になると思いますが、月極の場合はフラップや精算機などの設備が不要なためもう少し安く済む可能性があります。

※新品を購入した場合

  • 料金看板 約15万円
  • 満室灯 約15万円
  • 精算機 1機 約70〜100万円
  • フラップ 1台約20万円(5台分で約100万円)

これらに加えて、看板や精算機への電源供給のために一次電源という電源の引き込みが必要です。
営業を行う地域の電力会社に申し込みを行い、申請に1〜2週間程度、工事に2、3日要します。引き込み柱の設置を含め14〜15万円の工事費用がかかります。

また、アスファルトの敷設は100㎡あたり(路床仕上げ、路盤工、表層工、重機運搬費、諸経費)で約60万円かかります。

敷地面積が広く多くの稼働台数が確保できる場合には、一台、一台にフラップを設置するのではなく、出入り口にゲートを設置する方式を検討してみてください。

設備は業者によって価格が異なりますので、数社から見積もりを取ってみたり、設置工賃を含めた金額で比較をしてみるようにしてください。

設備はリースできるものもありますが、契約のスパンが5年区切り等の長期スパンであったりする場合があるので事前に確認が必要です。

フラップと車止め

フラップと車止め

満室灯

満室灯

精算機

精算機

料金看板

料金看板

一次電源引き込み柱

一次電源引き込み柱

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